少年野球を見ていると、
「足が速いのに1番じゃないの?」「なんでウチの子は下位なの?」
と、打順の謎にモヤモヤする瞬間ってありますよね。
実は、少年野球の打順は、
足の速さや派手なヒット数だけで決まるものではありません。
- ミート力
- 出塁率
- 走塁判断
- 守備の安定感
- 監督の考え方
- チームの得点パターン
など、さまざまな要素が絡み合って決まります。
この記事では、1〜9番それぞれの役割や、
監督が実際にどこを見て打順を決めているのかを、
少年野球ママ目線で分かりやすく解説します。
■ 1〜9番の役割と向いているタイプ
少年野球では、大人の野球よりも
「役割」 がハッキリ存在します。
まずは打順ごとの役割を表で見てみましょう。
<1〜9番の役割と向いているタイプ一覧>
| 打順 | 主な役割 | 向いているタイプ |
|---|---|---|
| 1番 | 出塁してチャンスを作る | ミート力が高い、足が速い、四球が取れる子 |
| 2番 | バントや進塁でつなぐ | 器用、バントが上手、判断力がある子 |
| 3番 | チームの得点源 | 長打とミートのバランスが良い子 |
| 4番 | 勝負強いバッティング | 飛距離が出せる、メンタルが強い子 |
| 5番 | もう一人の主軸 | 当てるのが安定している子 |
| 6番 | 上位と下位をつなぐ | ミスが少なく、足も速めの子 |
| 7番 | チャンスで粘る・つなぐ | 当てる力がある子、守備も安定 |
| 8番 | 守備力重視 | 守備で信頼できる子 |
| 9番 | 次の1番につなぐ重要な打順 | ミートと走塁判断の良い子 |
■ ソウタが1番バッターに選ばれた日の話
ソウタは細身でパワー型ではないけれど、
軽いバットに変えてからミート率が一気に安定しました。
ある試合では監督から
「今日は1番でいってみようか?」
と言われ、1番バッターを任された日がありました。
その日はゴロでも前に飛ばす打球が多く、
しっかり出塁してチャンスを作ることができました。
親の私も、
「1番バッターって“足の速さ”だけじゃないんだ」
と強く実感した試合でした。
■ 足が速い=1番バッターじゃない理由
「足が速いんだから1番でしょ?」
と思うママも多いですよね。
でも、少年野球では必ずしもそうではありません。
● 理由① 出塁率が最重要だから
足が速くても…
- フライが多い
- ボール球に手が出る
- 当てにいけない
- 四球が選べない
という子は、1番より下位の方が向いていることも。
少年野球の1番は
“とにかくランナーになれる子” が選ばれます。
● 理由② 足が速い子は「2番・6番」で活きることも多い
監督の中には
- 2番で走れる方が得点力が上がる
- 6番でチャンスメイクしてほしい
と考える人も多いです。
なので「評価されてない」わけではなく、
チームの得点パターンに合わせた配置になっていることがあります。
● 理由③ 少年野球はゴロが出塁になる
エラーが多いので、
前に飛ばせる子=1番向き
という流れもあります。
足の速さはプラス要素ですが、
条件の1位ではありません。
■ 監督が打順を決めるときに見るポイント5つ
- ストライクにしっかりスイングできるか
- 走塁判断(スタートの速さ・コーチャーの指示を見る力)
- 守備の安定感(エラーの少なさ)
- 相手投手との相性
- 練習態度・ベンチの姿勢
親が見ているポイントとは、実は少し違います。
■ 家でできる「打順が上がりやすくなる練習」
① ミート力UPトスバッティング
軽いバット+柔らかボールでOK。
「前で捉える」感覚をつけると1番にも向きます。
② スタート練習(走塁)
- 当たった瞬間の反応
- ベースの踏み方
- コーナーの曲がり方
これだけで俊足タイプはさらに強くなります。
③ メンタルの切り替え
- エラーした後の声
- ふてくされない姿勢
- 「次の守備で取り返す」意識
監督はこういう部分を本当に見ています。
■ まとめ|打順は“役割”であって“優劣”ではない
- 足が速い=必ず1番ではない
- 少年野球では「出塁率・判断力・ミート力」が最重要
- 1〜9番にはそれぞれ明確な役割がある
- 試合や相手によって打順は変わる
- 打順は努力次第で自然と変わっていく
いまの打順がすべてではありません。
子どもが成長したとき、自然と打順も変わっていきます。
努力×道具の相性で一気に打順が上がる子は本当に多いです。

