【感動の涙が一転!?】”初ヒット記念日”に起きた兄妹バトルとは

ヒット記念日、感動の余韻のまま…

前回の試合で、ソウタがついに公式戦で初ヒット!

ライト前にポトンと落ちたヒットに、コーチも仲間も、そして母たちも感動して涙…

「今日はお祝いしようね!」と決めて、家族もウキウキ気分。

この日は、ソウタにとって「ヒット記念日」だった。

前回記事「初ヒットの話」はこちら↓

【バット選びの記録②】ついに打てた!選んだバットで初ヒットした小2男子の話

帰宅後のソウタ…まさかの“調子乗りスイッチON”

ところがどっこい。

帰宅してからのソウタは、完全に「俺ってすごいだろ?」モード。

何を言っても生返事。態度もドヤ顔。

「これは…嫌な予感しかしない」親の直感がビンビン。

夜ごはんは、本人のリクエストで“お刺身”。

「じゃあ、今日はソウタが主役ね〜」と買い物へ。

でもここから空気が一変…。

カートを押すソウタはひとこと。

「ルナは刺身ちょっとだけね。だってヒット打ったの俺だから。俺がすごいから!」

妹ルナの顔がピクッとなる。

そして、ついに我慢の限界がきたルナが反撃。

「ヒット打ったからって、何?」

そこから大バトルに発展。

スーパーの中も車の中も、泣き叫びながらの大ゲンカ。

お祝い中止、母の決断

限界を迎えた母は、ひとこと。

「そんな態度なら、お祝いナシ!!」

ソウタはびっくり。

「え!?なんで!?ヒット打ったのに!?もうヒット打たない!ヒット打たなければ良かった!」

「ヒットはすごいけど、だからって妹を見下すのは違うよ。調子に乗るのはやめよう」

静まり返った夜

そこからは急に静かに。

ソウタもしょんぼり…多分反省した(と思いたい)。

母としては、本当はうれしかった。

でも、嬉しいからこそ「人として大事なこと」は伝えたかった。

ルナに対するあの態度は、親として見過ごせなかった。

5. おわりに

ヒットを打つことは本当にすごい。

だけど「打ったあと、どう振る舞うか」こそが本当の勝負。

この日から少しずつ、ソウタは謙虚さを覚えていった(気がする)。

次こそは心からのお祝いができるように…また成長を見守っていきたい。

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