「楽しみだったはずなのに…」
何日も前から「あと〇回寝たら試合!」と指折り数えていた子ども。
でも、いざ試合が始まると笑顔はなく、どこか緊張した顔で静かに頑張っている。
そんな姿を見ると、親として「大丈夫かな…」「楽しめてるのかな…」と少し心配になることってありませんか?
うちの息子(仮名:ソウタ)も、まさにそんなタイプ。
でも、だからこそ“いつも通り”を大事にするようにしています。
この記事では、「緊張しやすい子」に合った試合前のルーティンや声かけを、実体験を交えてご紹介します。
①緊張しやすい子の特徴って?
- 試合をとても楽しみにしている
- 真面目で全力で頑張る
- 本番になると表情が固くなる
- 楽しんでいないように見えるけど、実は集中している
こういうタイプの子って、自分の中で「ちゃんとやりたい」が強いんですよね。
それは悪いことじゃなくて、「責任感がある証拠」。とっても素敵な気持ちなんです。
②親の声かけ|“いつも通り”が一番の安心感
うちでは、試合前も試合後も、特別なことは言いません。
「楽しんでおいで〜!」
これだけ。
「うまくやってね」も「期待してるよ」もなし。
そっと背中を押すくらいが、ちょうどいいんです。
なぜなら、もう本人は十分すぎるくらい頑張ってるから。
③ソウタ流・試合前のルーティン
- 朝はバタバタせず、いつも通りのごはん&準備
- 車で会場へ向かう間、好きな音楽をかけてリラックス
- 試合前のアップも、本人のペースに任せる
- 緊張してそうでも、あえて声をかけすぎない
特別なことはしないけど、「落ち着ける空気」を用意しておくだけで、子どもは自分の力を出しやすくなります。
④試合中は“がんばり”を見守るだけでOK
表情がこわばってても、笑顔が見えなくても、
「楽しんでないのかな?」って心配しすぎなくて大丈夫。
子どもは今、全力で“集中”してるだけ。
声援や拍手、親のニコニコした顔だけで、子どもはちゃんと感じ取っています。
⑤終わったあとにかけたい一言
- 「すごくがんばってたね〜!」
- 「かっこよかったよ」
- 「また一緒に練習しようね」
結果やプレーの出来より、「がんばった姿」を認めることが、次への自信になります。
まとめ|“安心できる環境”が一番のパワーになる
本番でニコニコできないからといって、楽しんでいないわけじゃない。
表情には出にくくても、ちゃんと心の中で試合を楽しんでいます。
親は“いつも通り”で見守るだけ。
その安心感が、緊張しやすい子にとっての最強サポートになるはずです。
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