こんにちは、Rikaです。
今回は、少年野球に付き添う母としての心の変化を、少し赤裸々に書いてみようと思います。
最初は「グラウンドがしんどい」と思ってた
息子が「野球やりたい」と言ったとき、私は素直に喜べませんでした。
週末が全部潰れるかもしれない。
ママ同士の付き合いが大変そう。
送り迎えに、当番に、お茶当番?ベンチ?なにそれ…😅
分からないことだらけで、正直、逃げ腰でした。
人間関係も苦手、できれば関わりたくなかった
グラウンドの隅っこでポツンと立ってるだけで疲れる。
みんなの輪に入る勇気もなくて、
「挨拶だけはちゃんとしなきゃ…」ってそればかり気にしてた。
今思えば…誰も私のことなんて気にしてなかったのに。
みんな、自分の子どもを見るのに夢中で、
私が輪に入ってるかなんて、本当にどうでもよかった。
手伝えない自分を責めていた頃
練習の補助も、準備も、当番も、
「ちゃんとやらなきゃ」って思うのに、うまくできなかった。
私なんて全然手伝えてない…。
またあの人、来てないなって思われてるかも…。
本当は、そんなふうに思われるのが怖かった。
でもある日、ふと気づいたんです。
グラウンドに毎回いるママたちは、
誰かを見張ってるわけでも、比べてるわけでもなく、
ただ子どもたちを応援して、成長を見守ってるだけなんだって。
それだけ。
本当に、それだけだった。
応援の声に、心が動いた日
ある日の練習試合。
息子が打席に立つと、
「そうた、がんばれー!!」
「ナイススイング!次いこー!」
…って、他の子たちが声をかけてくれてて。
息子も嬉しそうにうなずいて、またバットを構えた。
その声を聞いた瞬間、
私はなぜか涙が出そうになったんです。
「我が子じゃない子が、うちの子を応援してくれてる」
それが、こんなにも温かくて、うれしいなんて知らなかった。
気づけば一番応援してたのは私
試合を見に行くのが面倒で、距離をとっていた私。
いつの間にか、誰よりも声を出して応援して、
打った瞬間に飛び上がって喜んでる。
…気づけば、私のほうが野球にハマってました。
「いいママ」じゃなくていい
最初の頃の私は、
“ちゃんと話せるママ”にならなきゃって思ってたし、
“役に立たなきゃ”って、無理してた。
でも実際は、そんなの関係なかった。
「いいママ」じゃなくても、
子どもたちはちゃんと育つし、
チームの中で成長していく。
大事なのは、一歩でも寄り添いたいって気持ちだけだったんだと思う。
野球は、親にもドラマがある
悔しくて泣く子を見て、一緒に泣いて。
頑張ってる姿に、勝手に涙して。
時には怒って、悩んで、でも結局グラウンドに戻ってくる。
子どもだけじゃなく、親にもドラマがあるんだなって思うようになりました。
おわりに
あの頃の私に言いたい。
「怖がらなくて大丈夫。ゆっくりでいいから、関わってみて」って。
そして今、
野球を続けてくれてる息子に心から言いたい。
野球をしてくれて、ありがとう。
あなたのおかげで、私は“知らなかった景色”をたくさん見ることができました。
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