この記事で分かること
- 低学年(1〜3年生)のバット選びで重要なポイント
- 身長別の適正長さ・重さの目安
- バットのバランス位置と低学年におすすめのタイプ
- 実際に使って良かったおすすめモデル
- 学年別おすすめバット記事へのリンク
はじめに
少年野球を始めたばかりの低学年(1〜3年生)にとって、バットは野球の楽しさを左右する大事な道具です。
でも、「どの長さがいいの?」「軽いほうがいいの?」「素材やバランスは?」と、最初の1本選びは悩みどころ。
私も息子が野球を始めたとき、店頭で何本も振らせて比べたり、チームの先輩に借りたりして選びました。
その経験から、低学年向けバットの選び方と、おすすめモデルをまとめます。
1. バット選びは「長さ」「重さ」「バランス」の3つが大事
少年野球の低学年では、長さ・重さ・バランスのバランスがとても重要です。
長すぎたり重すぎるバットは、スイングが遅くなったりフォームが崩れる原因になります。
逆に短くて軽いバットは振りやすく、正しいフォームを身につけやすくなります。
下の早見表は、身長別におすすめの「バットの長さ」と「重さ」の目安をまとめたものです。
さらに、バランス位置の種類と低学年におすすめのタイプも解説します。
1-1. 身長別:ジュニア用バット長さの目安
まずは「軽くて短め」でOK。下の表から、お子さんの身長に近い行を目安に選んでください。
身長の目安 | バット長さの目安(cm) | コメント |
---|---|---|
110〜115cm | 64〜66cm | 最軽量クラスでOK。まずは「振り切れる」を最優先。 |
116〜120cm | 66〜68cm | 軽量モデル中心。素振りで疲れない長さを。 |
121〜125cm | 68〜70cm | 迷ったらここ。扱いやすさと飛距離のバランス。 |
126〜130cm | 70〜72cm | 軽量〜やや軽め。短め寄りがフォーム作りに◎ |
131〜135cm | 72〜74cm | 3年生はこのゾーンが目安。試合用は軽量タイプで。 |
136〜140cm | 74〜76cm | パワーがついてきたら段階アップ。無理は禁物。 |
※あくまで目安です。実際に素振りして「最後まで振り切れる」「先端が下がらない」長さを最優先に。
※重さは500〜580g前後(低学年)は軽め推奨。試合規定で使えるかも確認しましょう。
1-2. 身長別:ジュニア用バット重さの目安
低学年は「軽くて振り切れる」ことが最優先です。下の表から、お子さんの身長に近い行を目安にしてください。
身長の目安 | 重さの目安(g) | コメント |
---|---|---|
110〜115cm | 500〜520g | 最軽量クラス。まずはフォーム作りに集中。 |
116〜120cm | 510〜540g | 軽くて疲れにくいモデルを選択。 |
121〜125cm | 520〜550g | 軽さ重視+少しだけ打球の飛びも意識。 |
126〜130cm | 530〜560g | 軽量〜やや軽めモデル。疲れにくさ重視。 |
131〜135cm | 540〜570g | 軽量モデルを基本に、パワーがつけば少し重めも。 |
136〜140cm | 550〜580g | 試合用はこの範囲で軽量タイプを選ぶと振り抜きやすい。 |
※あくまで目安です。実際に素振りをして「最後まで振り切れる」「バット先端が下がらない」重さを優先しましょう。
※試合規定で使用できる重さかどうかも確認してください。
1-3. バットのバランス位置の種類と特徴
バットには「バランス位置」と呼ばれる重心の位置があります。これによって振りやすさや打球の飛び方が変わります。
低学年はまずミドルバランスがおすすめです。
バランスの種類 | 特徴 | 低学年向けおすすめ度 |
---|---|---|
ミドルバランス | 重心がバットの真ん中付近。バランスよく振れて扱いやすい。 | ★★★★★(初心者・低学年向けに最適) |
トップバランス | 重心が先端寄り。飛距離が出やすいが、振り抜きに力が必要。 | ★★★☆☆(パワーがついたら検討) |
カウンターバランス | 重心がグリップ寄り。最も軽く感じるが、飛距離よりも振り抜き重視。 | ★★☆☆☆(特殊な使い方向け) |
※バランス位置は商品説明に記載されています。
※低学年はまず「ミドルバランス」を選び、フォームが安定したらトップバランスも試してみましょう。
2. 学年別の選び方のコツ(順次追加予定)
ここではざっくり学年ごとの特徴と選び方の違いを紹介します。
詳細なモデルは各学年別記事で解説予定です。
・1年生:とにかく軽く、短め。野球を楽しむことが第一

・2年生:少しだけ長く・重くしてスイング強化
・3年生:試合用モデルも選択肢に。軽量ビヨンドやカーボンモデル
3. 実際に使って良かったおすすめバット(低学年向け)
3-1. 【超軽量】EV2(カーボン)
- 約500g台で振り抜きやすい
- 初めての1本に最適
- 息子がこのバットに変えてから、ヒットが増えた経験あり
楽天で見る
3-2. 【コスパ◎】ミズノ金属バットジュニアモデル
- 練習用にもおすすめ
- 耐久性が高く、多少雑に扱っても安心
楽天で見る
4. バット選びの注意点
- 試合規定に合うか確認(リーグや学年によって使用可否あり)
- グリップは子どもが握りやすい太さを選ぶ
- 成長に合わせて1〜2年ごとに見直す
まとめ
低学年のバット選びは、軽さ・長さ・バランスの組み合わせが大切です。
最初は「振り切れるバット」でフォームを作り、学年が上がるにつれて少しずつスペックを上げるのがおすすめです。
次は学年別の記事で、具体的なおすすめモデルや体験談を詳しく紹介予定です。お楽しみに♪
[1年生おすすめバットはこちら]
- [2年生おすすめバットはこちら]
- [3年生おすすめバットはこちら]
関連記事


