はじめに
「少年野球のグラウンドってどれくらいの大きさ?」
「低学年と高学年で違うの?」
野球を始めたばかりの子どもを持つ親にとって、気になるポイントのひとつが「グラウンドの広さ」です。この記事では、低学年・高学年のグラウンド寸法をわかりやすくまとめ、外野の広さの違いについても解説します。
少年野球グラウンドの基本寸法
まず、大人用(プロ野球・高校野球)と比べてみましょう。
- プロ野球:塁間 27.4m、投手板~ホーム 18.44m、外野は約120m以上
- 少年野球:学年に応じて「塁間」「投手板」「外野」の距離が短く設定される
低学年(1〜3年生)の寸法
- 塁間:18〜20m
- 投手板~ホーム:14〜16m
- 外野フェンス:50〜60m
まだ遠投や打球の飛距離が短い時期なので、グラウンドはかなりコンパクトです。
高学年(4〜6年生)の寸法
- 塁間:23〜25m
- 投手板~ホーム:16〜18m
- 外野フェンス:65〜70m
打球も守備範囲も広がってきて、外野に抜ければ長打になる距離感になります。
少年野球グラウンド寸法の比較表
低学年・高学年・プロの違いを一目でチェックできます👇
区分 | 塁間(ベース間) | 投手板~ホーム | 外野までの距離 |
---|---|---|---|
低学年 | 約18〜20m | 約14〜16m | 約50〜60m |
高学年 | 約23〜25m | 約16〜18m | 約65〜70m |
プロ野球 | 27.4m | 18.44m | 約120m以上 |
図解で見るグラウンドの違い
ここまで「低学年」「高学年」の寸法を見てきました。
実際のグラウンドで比較するとどのくらい違うのか――イメージしやすいように図にまとめてみました。

外野の距離は固定じゃない!
実は外野の距離は必ずしも決まっているわけではありません。
- 学校や地域のグラウンド事情によって変わる
- 低学年は「前進守備」が基本
- 高学年になると外野が広がり、本塁打も出やすくなる
まとめ
低学年のころは小さなグラウンドでも精いっぱい。
でも学年が上がるにつれて、広い外野に打球が飛び、守備範囲も広がっていきます。
子どもたちが少しずつ大きな舞台に挑戦していく姿を、グラウンドの広さからも感じられますね。
