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「なんでいきなりランナーがいるの?」
「タイブレークって何?少年野球にもあるの?」
「スコアのつけ方がわからない…」
少年野球の試合で同点のまま規定回数が終わると、タイブレーク方式に突入することがあります。
突然ランナーが置かれた状態から試合が始まるので、初めて見た保護者は「なんで?」と思うことも多いはず。
この記事では少年野球のタイブレークのルール・スコアの書き方・アナウンスの仕方まで、ママ目線でまとめました。
※少年野球のタイブレークルールは所属する連盟・大会によって大きく異なります。タイブレークがない大会や、同点の場合に即抽選・じゃんけんで決める大会もあります。この記事では全日本軟式野球連盟(全軟連)の規定をもとに解説しています。必ず所属する連盟・大会の規定を確認してください。
タイブレークとは?
タイブレーク(タイブレーク方式)とは、規定回数や制限時間を終えても同点の場合に、あらかじめランナーを置いた状態から試合を再開し、早く決着をつけるためのルールです。
試合時間の短縮・選手の負担軽減を目的として導入されており、少年野球でも採用している大会が増えています。
少年野球のタイブレークルール
何回から始まる?
全軟連の規定では、以下のタイミングで同点の場合にタイブレーク方式が適用されます。
| 対象 | タイブレーク開始のタイミング |
|---|---|
| 学童部(5・6年生) | 6回終了後に同点 |
| 低学年大会(4年生以下) | 5回終了後に同点の場合が多い |
| 制限時間経過後 | その時点で同点の場合もタイブレークに入る |
「延長7回から」ではなく、規定回数または制限時間を終えた時点で同点であれば、そのままタイブレークに入るのが少年野球の特徴です。
※大会によってはタイブレークなし・同点引き分け・即抽選・じゃんけんで決める場合もあります。必ず所属する連盟・大会の規定を確認してください。
ランナーはどこに?誰が走る?
タイブレークが始まると、無死1・2塁の状態から試合が始まります。
| 走者 | 誰が走る? |
|---|---|
| 一塁走者 | 先頭打者の1つ前の打順の選手 |
| 二塁走者 | 先頭打者の2つ前の打順の選手(一塁走者のひとつ前) |
打順は継続打順のため、前の回の続きから始まります。
何イニングまで続く?
タイブレークは最大2イニングまで行います。
2イニング終わっても勝敗が決しない場合は抽選で勝敗を決定します。
ただし決勝戦は勝敗が決するまでタイブレークを継続します。
| 状況 | 扱い |
|---|---|
| 規定回数または制限時間終了後に同点 | タイブレーク開始(無死1・2塁) |
| 最大イニング数 | 2イニング |
| 勝敗が決しない場合 | 抽選 |
| 決勝戦 | 勝敗が決するまで継続 |
スコアブックへのタイブレークの書き方
タイブレーク開始の記入
タイブレークが始まる回のスコアシートには 「TB」 と記入し、タイブレーク方式での開始を示します。
置かれた走者の記入
最初から置かれた1塁・2塁のランナーは、打席に入らずに走者としてスタートします。
スコアブックには走者として記入し、打席の欄には何も書きません。
| 記入箇所 | 書き方 |
|---|---|
| 回の欄 | 「TB」と記入 |
| 走者(1塁・2塁)の欄 | 走者として記入(打席欄は空白) |
| 得点した場合 | 得点を記録するが打点はつかない |
打点・自責点の扱い
タイブレークで置かれた走者が得点した場合、打点は打者につきません。
また投手の自責点(ER)の計算では、置かれた走者は「失策によって出塁したとみなす」扱いになるため、自責点にはなりません。
スコアの書き方をもっと詳しく知りたい方はこちら👇
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タイブレーク時のアナウンスの仕方
スコア係がアナウンスを担当する場合のために、例文をまとめました。
タイブレーク開始時
「ただいまより特別延長戦(タイブレーク方式)を行います。○回表、先頭打者は△番、□□(選手)です。一塁走者は×番、〇〇(選手)、二塁走者は▲番、●●(選手)です。」
得点が入ったとき
「ただいまの得点で、□□チーム○点です。」
2イニング終わっても決まらないとき
「○回が終わりました。ただいまから抽選にて勝敗を決定します。」
よくある疑問
Q. 制限時間を過ぎてもタイブレークに入るの?
はい、全軟連の規定では制限時間が経過していても同点の場合はタイブレークに入ります。ただし制限時間の長さや細かいルールは大会によって異なるため、所属する連盟・大会の規定を確認してください。
Q. タイブレーク中にタイムは取れる?
取れますが、通常の試合とはカウントが異なります。タイブレーク中は守備側(捕手・内野手が投手のところへ行く)も攻撃側も、1イニングに1回タイムを取ることができます。通常の試合の「1試合3回以内」とは別のカウントになります。
Q. タイブレークの走者は代走を出せる?
はい、通常の交代ルールと同じく代走を出すことができます。代走に出た選手はそのまま試合に残り、守備につくこともできます。
Q. タイブレークで先に得点したチームが勝ち?
1イニングで決まるとは限りません。表が点を取っても裏がそれ以上点を取れば裏の勝ちになります。通常の試合と同じです。
Q. タイブレークは投球数にカウントされる?
はい、タイブレーク中の投球数も通常通りカウントされます。
まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 何回から | 規定回数終了後または制限時間経過後に同点(5・6年生は6回、4年生以下は5回の場合が多い) |
| 開始状態 | 無死1・2塁(継続打順) |
| 一塁走者 | 先頭打者の1つ前の打順の選手 |
| 二塁走者 | 先頭打者の2つ前の打順の選手 |
| 最大イニング | 2イニング |
| 決まらない場合 | 抽選(決勝は継続) |
| スコア記入 | 回の欄に「TB」・走者の打席欄は空白 |
| タイム | タイブレーク中は1イニングに1回 |
| アナウンス | 先頭打者と1・2塁走者の名前を読み上げ |
少年野球のタイブレーク方式は「早く決着をつける」ためのルールです。
ただし大会によってタイブレークなし・即抽選・じゃんけんで決めるケースもあるので、必ず所属する連盟・大会の規定を確認してください。
ルールを知っておくと、タイブレークになったときに「あの子が二塁に置かれるんだな」とわかるようになって、試合観戦がぐっと楽しくなりますよ。
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